狩人、銃を奪われる⑭
「適正に廃棄しました」

地元の公安委の謝罪は警察が代行、「返還」された銃は1挺だけだった
(4月9日午前、砂川市の池上治男さん宅)
違法処分で押収の猟銃、戻らず
裁判勝訴のハンターが怒り心頭
本誌などが大きく報じてきた裁判の判決確定後、当事者が予想だにしていなかった事態が伝わった。自治体の要請でヒグマを駆除したハンターが当局に猟銃を取り上げられた事件で、7年間の審理を経てハンター側の異議申し立てが認められたにもかかわらず、肝心の銃がすでに「廃棄」されていたというのだ。裁判の勝利から一転、絶望に突き落とされた当事者は、怒り心頭で訴える。「これはあまりにもひどすぎる」――。
取材・文=小笠原 淳
「すみやかに返還」と当局

池上さんの代理人は当初から警察の「異常な処罰感情」を指摘、裁量権の濫用を批判していた
(旧砂川署が池上さんの銃所持許可取り消し処分を求めて作成した『上申書』)=画像の一部加工は本誌

長く続いた争いは、警察がヒグマ駆除の功労者に法令違反の疑いをかけて「魂」を取り上げたことに端を発している
(砂川市の滝川警察署砂川庁舎)
長く続いた争いは、警察がヒグマ駆除の功労者に法令違反の疑いをかけて「魂」を取り上げたことに端を発している
(砂川市の滝川警察署砂川庁舎)
池上さんの代理人は当初から警察の「異常な処罰感情」を指摘、裁量権の濫用を批判していた
(旧砂川署が池上さんの銃所持許可取り消し処分を求めて作成した『上申書』)=画像の一部加工は本誌
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