新人国税職員殉職・遺族の告発
「息子に何があったのか」

真面目で正義感が強かったという大島泰輔さん――幼いころからサッカーや剣道に親しみ、ボーイスカウトで鍛えた料理の腕は玄人はだしだった
(札幌市内)
釧路税務署で若手税務官が自殺
パワハラ認定・公務災害不認定
本誌などが折に触れて伝えている過労死・パワハラ死問題で、また新たな被害があきらかになった。上司のハラスメントなどを苦に自ら命を絶ったのは、道内の税務署に勤務していた若手職員。遺族の公務災害申請では、パワハラの事実が認められつつ公務災害そのものの認定は退けられた。異議申し立てにより当局の再調査が続く中、遺族が初めて声を上げたのは、ひとえに同じ被害の再発防止を願うためにほかならない。
取材・文=小笠原 淳
「これから社会へ出る人に同じ思いをさせたくない」

亡くなった1か月後には「パワハラが原因」との匿名告発が国税庁に寄せられていたことがわかっている
(当局が遺族に開示したメール文面の出力紙)

大島久代さん(左端)ら遺族の代理人を引き受けた島田度弁護士は「上司が泰輔さんになりすまして知人女性に不適切なメールを送るセクシュアルハラスメントもあった」と指摘した(3月日18日午前、札幌市内)
亡くなった1か月後には「パワハラが原因」との匿名告発が国税庁に寄せられていたことがわかっている
(当局が遺族に開示したメール文面の出力紙)
大島久代さん(左端)ら遺族の代理人を引き受けた島田度弁護士は「上司が泰輔さんになりすまして知人女性に不適切なメールを送るセクシュアルハラスメントもあった」と指摘した(3月日18日午前、札幌市内)
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