
飛行機が離発着する様子も楽しめる「ウララテラス」
北海道エアポート(本社千歳)は昨年12月23日、「たんちょう釧路空港」の旅客ターミナルビル3階にフードコード「URAR TERRACE(ウラ
ラテラス)」を開業した。1961年に開港した同空港には、飲食店はあったもののフードコートは初登場。離着陸する航空機を窓越しに見ることができ、子ども連れでも寛げる座敷スペースも設けた。搭乗客だけでなく地元客の利用も見込む。
「ウラ
ラテラス」の広さは約310平方メートル。セルフサービスによる飲食スペースを大幅に拡大し、68席から168席に。窓側のカウンター席には電源コンセントも設けてモバイル機器の充電もできるようにした。アイヌ語で霧を意味する「ウラ
ラ」と「麗(うら)らか」を兼ねてネーミングしており、釧路地域の雄大な自然をモチーフにした空間コンセプトを採用、木の欄間など温かみが感じられる空間になっている。
飲食店は、以前から営業していたレストラン「北斗」と新しく出店した「元祖海老そば 縁や(えにしや)」の2店舗。「北斗」は丼メニューが中心で、炭火で焼いた「炭焼き阿寒モルト牛ステーキ丼」や「北斗特製いくら丼」などを提供、釧路空港では同店でしか飲めない「厚岸ウイスキー」も用意している。
「縁や」は、1999年に札幌で創業した海老そば・海老ラーメンの元祖で、道東に初進出。地元の三ッ輪商会の子会社、ノーザンミツワがFC(フランチャイズ)展開しており、海老の旨味が溶け込んだ「贅沢仕立てスープ」を使った「元祖海老そば焦がし味噌」が人気メニュー。空港の担当者は、「オープン以来、客足が絶えず、旅行客をはじめ地元客の来店が増えている」と話す。もう1店舗分のスペースがあるため、釧根地区のグルメを発信する場にしてさらに集客を図る考え。