2026道東・根室特集──石垣雅敏市長に訊く
長い目で拓く「根室の未来」
次世代に繋ぐ領土返還運動

「地域におけるチャレンジ精神を育てたい」と語る石垣市長(市庁舎の市長執務室で)
国の半歩先を意識した 経世済民 政策
令和7年の根室はサンマの豊漁に湧いた一方で、暴風雪や地震などの自然災害が相次ぎ、年末の12月15日には猛烈な暴風雪により一部の地域で2日半にわたる停電が発生した。これを受け同市の石垣雅敏市長(74)は、「防災を見つめ直す大きな教訓になった。防災拠点である新庁舎を中心に備えを着実に積み重ねていきたい」と振り返る。懸案の北方領土問題では戦後80年という節目を迎えたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて交渉再開の糸口を見いだせないままだ。だが石垣市長は「返還運動もまちづくりも長い目で取り組むべきもの。根室の未来を創る責任を愚直に果たしていきたい」と前を向く。「共創のまちづくり」を掲げ本年度からスタートした第10期総合計画でさらなる地域活性化を目指す考えだ。
(12月22日取材 工藤年泰)
|明暗分かれたサンマと秋サケ
進む水産都市のインフラ整備|

2018 年に初当選し、26年9月に2期目の任期満了を迎える石垣市長

上京した関係団体の代表として高市総理に要望書を手渡す(2025年12月1日、総理官邸)

「魚の城下町」と言われる根室
(写真は根室港での水揚げ)

25年10月、根室総合運動公園に設置されたインクルーシブ遊具(障害の有無や年齢などにかかわらず楽しめる遊具)。同公園には全天候型屋外遊戯施設「わんぱーく」があるほか同年4月には大型複合遊具も導入され、子どもたちに人気を博している
上京した関係団体の代表として高市総理に要望書を手渡す(2025年12月1日、総理官邸)
「魚の城下町」と言われる根室
(写真は根室港での水揚げ)
2018 年に初当選し、26年9月に2期目の任期満了を迎える石垣市長
25年10月、根室総合運動公園に設置されたインクルーシブ遊具(障害の有無や年齢などにかかわらず楽しめる遊具)。同公園には全天候型屋外遊戯施設「わんぱーく」があるほか同年4月には大型複合遊具も導入され、子どもたちに人気を博している
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