狩人、銃を奪われる⑫
銃なき猟師 最高裁へ

2025年は北海道内各地でヒグマ被害が頻発、熟練ハンターの眼から見ても「異常事態」だったという(昨年9月、砂川市内)=道猟友会砂川支部撮影の動画から
ヒグマ駆除裁判、弁論決定
三審「自判」で再逆転判決か
一報が伝わったのは、官庁御用納め直前の12月下旬。自治体の要請でヒグマを駆除して公安当局に銃を取り上げられたハンターにとって、ここまでの時間はあまりに長かった。銃所持許可取り消し処分の撤回を求めた裁判は一審の全面勝訴、二審の逆転敗訴を経て、今春にも “三度目の正直" を迎えることになるのか。問題となった駆除行為から早7年あまり、熟練ハンターのもとに銃が返ってくる日への秒読みが始まった
取材・文 小笠原 淳
1968年小樽市生まれ。地方紙記者を経て2005年からフリー。「北方ジャーナル」を中心に執筆。著書に『見えない不祥事』(リーダーズノート出版)。57歳
「ハンターの足枷だった」

池上さんの弁護団は現在、クラウドファンディングによる裁判支援を呼びかけている
(https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000165)

池上治男さん(右)は「裁判所は『跳弾』という言葉を安易に使い過ぎる」と指摘、「これではハンターに限らず、警察官も自衛官も銃を撃てなくなります」
(12月23日午後、札幌市内)
池上治男さん(右)は「裁判所は『跳弾』という言葉を安易に使い過ぎる」と指摘、「これではハンターに限らず、警察官も自衛官も銃を撃てなくなります」
(12月23日午後、札幌市内)
池上さんの弁護団は現在、クラウドファンディングによる裁判支援を呼びかけている
(https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000165)
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