【シリーズ・住宅不動産情報】㊱──需給逼迫続く札幌ホテル事情
強まる「空き地=ホテル」の一択
建設計画に染まるススキノ地区

2026年01月号

「南3東2」のホテル計画用地

25年10月号の本連載では、札幌市内のホテル建設ラッシュがコロナ前から途切れることなく続いていることをレポートしたが、その後も札幌市内のいたるところでホテル建設計画が生まれている。とりわけススキノ地区では、既存建物の解体後には、ほぼホテルが建つと言ってもいいほど、「空き地= ホテル」の流れが予定調和のように広がっている。今回は、そのススキノ地区に絞ってホテル計画ラッシュをレポートする。

(佐久間康介)

3千5百室増でもまだ不足


 市内のホテル客室数はどのくらい増えているのか。札幌市の統計によると、2019年度のホテル軒数は205軒、客室数は2万8164室、定員数は5万4215人だった。それから4年後の23年度は、ホテル軒数273軒、客室数3万1700室、定員数6万4053人となり、軒数は33%の増加、客室数は12.5%の増加、定員は18.1%の増加になった。4年間で客室数は3536室増えた。それでも人気アイドルグループのライブが札幌であると、市内宿泊施設の需給逼迫が当たり前のように報じられ、一向に解消されない状態が続いている。
 客室稼働率は、コロナ前の19年度が77.9%と高水準で、コロナ明けの23年度も72.1%と7割超えとなり、増大する宿泊客に追い付いていない状況が窺える。
 こうした旺盛な需要を取り込もうとホテル計画が目白押しになっているのがススキノ地区だ。札幌市中央区南8条西3丁目の駅前通沿い、鴨々川のほとりで計画されているのは、大東建託アセットソリューション(本社東京)の仮称「中島公園ホテルPJ」計画。土地所有者は、23年10月に積水ハウス不動産東京(本社・東京都港区)になり、25年2月に会社分割で積水ハウス不動産(同・大阪市北区)に移り、同年4月、大東建託アセットソリューションが取得している。

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