パレスチナ・ガザ支援で民間の外交団が大使館めぐり
「ガザの人々の命を救って」と75カ国の駐日外国公館を訪問

「平和のための日本民衆外交団」の事務総長を務める瀬尾さん
後志管内泊村在住で反原発活動に取り組む瀬尾英幸さん(83)が、イスラエルとの戦争で6万7千人以上の人が殺されたというパレスチナ自治区ガザの支援につなげようと、この春「平和のための日本民衆外交団」を組織し、8月までに75カ国の駐日外国公館を訪問。この内10カ国の大使らと面談しガザ支援への協力を訴えてきた。イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意後の10月10日以降もイスラエルの攻撃は実質的に続いており、平和への道は不透明だ。この11月にも上京する予定の瀬尾さんは、「日本には約150カ国の大使館や領事館がある。その全てを訪問し平和を呼び掛けていきたい」と話している。
(武智敦子)
ガザのため自分ができること
駐日パレスチナ常駐総代表部前でシアム大使と

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