戦争遺産をめぐる旅【119】
先人たちが夢を託した着陸場

南千歳駅側の空港公園には千歳に初めて降り立った北海一号機のモニュメントがある
戦争に翻弄された「開港百年」
新千歳空港の知られざる軌跡
1988年に開港し、年間約2500万人が利用する北海道の空の玄関口である新千歳空港。同空港の前身は現在の航空自衛隊千歳基地の場所にあった「千歳空港」だった。空港としての源流は1926年に村民の力で滑走路が整備された「着陸場」で、同年に初めて飛行機が着陸したことから来年2026年は「千歳市空港開港100年」として祝賀行事が予定されている。1939年以後は軍事空港になったにもかかわわらず戦時中に空襲を受けなかったが、戦後はGHQの管理下に置かれるなど軍用空港としての歴史も長い。戦争になると標的にされる空港がなぜ空襲を免れたのか。戦争ともかかわりが深い歴史を紐解いた。
(ジャーナリスト 黒田 伸)
千歳に初飛来した操縦士

空港公園内にある酒井操縦士の銅像

千歳の着陸場に着陸した北海一号機の復元模型(名水ふれあい公園内)

北海一号機で初めて千歳に降り立った酒井操縦士

墜落地点近くに立つ殉難碑

エアポートヒストリーミュージアムの展示

空港公園にある北海一号機のモニュメントの全景

1951年ごろ設置されたと思われる千歳空港のモニュメント

終戦後に駐留軍に接収された千歳海軍飛行場

かつての千歳空港の航空写真

旧千歳空港とつながっていた空中回廊の切断部分
空港公園内にある酒井操縦士の銅像
千歳の着陸場に着陸した北海一号機の復元模型(名水ふれあい公園内)
北海一号機で初めて千歳に降り立った酒井操縦士
墜落地点近くに立つ殉難碑
エアポートヒストリーミュージアムの展示
空港公園にある北海一号機のモニュメントの全景
1951年ごろ設置されたと思われる千歳空港のモニュメント
終戦後に駐留軍に接収された千歳海軍飛行場
かつての千歳空港の航空写真
旧千歳空港とつながっていた空中回廊の切断部分
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