北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚義夫団長がガザ地区の現状を報告
殺戮と飢餓の舞台になったガザ
いま、パレスチナに救いの手を
ガザとパレスチナの現状を報告する猫塚団長
(9月27日、札幌市中央区の札幌北光教会)
パレスチナ自治区で医療支援を続ける「北海道パレスチナ医療奉仕団」の団長で医師の猫塚義夫さん(77)が9月27日、「ガザ・パレスチナ医療支援の現場から」と題する講演を札幌市内で行なった。パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとイスラエルによる戦争が始まって間もなく2年。猫塚団長はパレスチナの医療関係者が拘束され拷問死するなど悲惨な状況を報告し、「戦闘の前からガザ地区は16年間も封鎖されてきた。医師免許があっても雇ってくれる病院がないなどガザでの暮らしは以前から深刻だ。2年前のイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃は、そのような状況下で起きたことを理解してほしい」と呼びかけた。
(武智敦子)
14年に及ぶ医療支援活動
メッセージを寄せるパレスチナ人医師、アナティさん(左)
講演会では約150人が猫塚さんの報告に耳を傾けた
札幌での集会で停戦を呼び掛ける猫塚さん(左から2人目)
横断幕を掲げたデモ行進
講演会では約150人が猫塚さんの報告に耳を傾けた
札幌での集会で停戦を呼び掛ける猫塚さん(左から2人目)
横断幕を掲げたデモ行進
メッセージを寄せるパレスチナ人医師、アナティさん(左)
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