倶知安町・羊蹄山麓の違法開発を追う
巽地区の知られざる過去
中国籍社長の真意とは─
倶知安町巽地区の開発現場の様子。分譲済みの別荘は建設が止まったままだ(8月下旬)
テレビなどのマスコミが大きく取り上げた倶知安町巽地区の違法開発事案は、都市計画法の違反などを理由に道が6月下旬、事業者に工事の停止を勧告し、仕切り直しを余儀なくされた。そんな中、記者は報道機関として初めて開発エリアに入り、つぶさに現地を確認する機会を得た。さらに渦中の中国籍社長を直撃し取材を進めると、この地区は過去における原野商法の草刈場だったことも判明した。名峰、羊蹄山の麓でいったい何が起きているのか──。
(本誌編集長・工藤年泰)
工事が止まった現場
原野商法が横行していた1970 年代当時のチラシ
奥に羊蹄の山並みを望む開発現場のゲート
原野商法が横行していた1970 年代当時のチラシ
奥に羊蹄の山並みを望む開発現場のゲート
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