
セブンスギア労働組合による記者会見(4月30日午後、つどーむの会議室)※写真の一部を加工しています。
4月号から報じている「フットサルスタジアム蹴(しゅう)」(札幌市東区)の乗っ取り騒動の続報だ。このフットサル施設を運営する株式会社セブンスギア(本社・同)の従業員がこのほど札幌地区労連(木村俊二議長)の支援を得て「セブンスギア労働組合」を結成。4月30日午後、未払いの給与を求め同社に要求書を手渡し、フットサル施設近くで記者会見を開いた。労組は正社員ひとりとアルバイト9人で結成し、昨年10月から今年4月までの給与合計約580万円の支払いを求めている。
これまで本誌では、セブンスギアの業務を取り仕切っていた常務取締役が解任され、代表取締役が交代する出来事に絡んでフットサル施設などで働いていたアルバイトや正社員の大半が出勤停止となり、以後の給与が払われていないことなどを報じてきた。