「北海道有志僧侶の会」を立ち上げた惠弘寺・足立隆厳住職に訊く
私が「僧侶」として新型コロナワクチン接種に反対する理由

2025年03月号

保護司や臨床宗教師としても活動する足立隆厳住職

(あだち・りゅうげん)1963年福岡市出身。サラリーマンを経て2014年から高野山真言宗惠弘寺住職。札幌市保護司、認定臨床宗教師、「国境なき僧侶団」メンバー。「札幌BONZEくらぶ」代表。「北海道有志僧侶の会」代表。61歳

新型コロナワクチンをめぐっては、道内でも複数の基幹病院が4回目の接種を中止するなど、その有効性と安全性にかねてから疑問が呈されていた。そうした中、昨年10月からは65歳以上の高齢者らを対象とした新型コロナワクチンの定期接種が始まった。新たに登場した「レプリコンワクチン」は一度の接種で長期間効果があると期待される一方、体内にmRNAを入れることへの安全性が危惧されている。そんな新型コロナワクチンに「NO」を突き付けているのが、「北海道有志僧侶の会」だ。同会代表で札幌市北区新琴似にある真言宗惠弘寺の足立隆厳住職を訪ね、これまでの活動と胸にある思いを訊いた。

(武智敦子)


明らかに増えた葬儀件数


【レプリコンワクチン】新型コロナウイルスのワクチンとして初めて実用化されたmRNAワクチンを更に進化させたもの。細胞内で増殖するため一度の接種で長期間効果が続くが、体内にmRNAを入れることへの安全性が担保されていないという指摘もある。厚労省は「短期間で分解されるため安全」と説明しているが、疑問視する専門家も少なくない。医師や研究者による「mRNAワクチン中止を求める国民連合」と「日本看護倫理学会」は、レプリコンワクチンの使用について強く抗議しているが、昨秋にはワクチンを製造販売する明治ホールディングス傘下の製薬企業がこれらの動きに法的措置を講じることを明らかにしている。


 ──「北海道有志僧侶の会」を立ち上げた経緯は。
 足立
 新型コロナワクチンの予防接種が始まってから、私の周りで葬儀の件数が非常に増えました。檀家さんの中にもワクチンを接種してから体調不良を訴える人が多くなり、月参りを休みたいという人がものすごく増えた。実際に日本では超過死亡率(※特定の母集団の死亡者の数が感染症などによって一時的に増加し、本来想定される死亡率を超過した割合)がコロナワクチンの接種後に大幅に増えています。

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