Business Report
百年の大計で社会課題を解決する事業創造拠点が札幌の桑園に誕生
オープンイノベーション「エア・ウォーターの森」
ガラス張りの壁面が青空に映える「エア・ウォーターの森」
開業を前にした12月5日の会見でエア・ウォーター(本社大阪)の豊田喜久夫会長・CEOが口火を切った。「カーボンニュートラルや食料危機を考えたら、北海道はそれらの課題を解決できる一番ポテンシャルが高いところ。ラピダスが進出して成長余地も大きい。そんな場所で北海道に出自がある当社は新しいエア・ウォーターを創ろうと、この施設を完成させた」。その施設こそが、このほどJR桑園駅に近くに誕生したオープンイノベーション拠点「エア・ウォーターの森」だ。同社の母体企業のひとつ、ほくさんの誕生から間もなく百年。国内外の課題を見据え次の百年の大計を生み出そうと、道内の〝産官学金〟を巻き込みながら産業界側が仕掛けるかつてない挑戦をレポートする。
(12月19日取材 佐久間康介・工藤年泰)
創業百年、北海道への恩返し
交流促すイノベーション空間
「北海道が一番成長する地域」と太鼓判を押した豊田喜久夫会長・CEO(12月5日)
「X」状の木の構造材に目を奪われる内部。1階から4階までが吹き抜けになっている
エア・ウォーターの森で取材に応じた棟方リーダー(左)と髙橋係長(12月19日)
2階には個室タイプのオフィスが集積する
広々としたコミュニティワークスペース(3階)
誰でも利用できるレストラン「EUREKA(エウレカ)」(1階)
「北海道が一番成長する地域」と太鼓判を押した豊田喜久夫会長・CEO(12月5日)
「X」状の木の構造材に目を奪われる内部。1階から4階までが吹き抜けになっている
エア・ウォーターの森で取材に応じた棟方リーダー(左)と髙橋係長(12月19日)
2階には個室タイプのオフィスが集積する
広々としたコミュニティワークスペース(3階)
誰でも利用できるレストラン「EUREKA(エウレカ)」(1階)
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