狩人、銃を奪われる⑪
「高裁判決は違憲」
関係機関と猟友会との意見交換は冒頭部分を除いて非公開で進められ、報道陣の立ち会いは認められなかった(12月24日午後、岩見沢市の空知総合振興局)
ヒグマ駆除めぐる裁判、最高裁へ
地元ではハンターらが意見交換会
2018年の夏に起きた出来事が、ついに8年越しの問題となった。自治体の要請でヒグマを駆除して罪に問われたハンターは、今も銃を差し押さえられたまま。地元公安委を相手どった訴えで、昨年の逆転敗訴判決を不服として最高裁に同判決の破棄を求めたところだ。駆除の現場への波紋は大きく、北海道が音頭を取った意見交換会では「ハンターだけの問題ではない」と訴える声が。問題解決までに今後どのぐらいの時間が費やされることになるのか、関係者たちには知る由もない。
「関係者間で知識共有を」
「何年も前から必要性を訴えてきた4者(ハンター、北海道、市町村、及び警察)の協議がようやく実現した」と池上治男さん
現場を訪れた三重県の伊藤正朗弁護士(中央)は、バックストップとなった土手など周辺の地形を確認し「充分に発砲できる状況」と評価した
(12月11日午後、砂川市宮城の沢)
「何年も前から必要性を訴えてきた4者(ハンター、北海道、市町村、及び警察)の協議がようやく実現した」と池上治男さん
現場を訪れた三重県の伊藤正朗弁護士(中央)は、バックストップとなった土手など周辺の地形を確認し「充分に発砲できる状況」と評価した
(12月11日午後、砂川市宮城の沢)
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