新春インタビュー・秋元札幌市長に訊く
保育行政の信頼回復は急務の課題
観光復活、GX投資で集まる注目
札幌市長 秋元 克広 氏
2024年の札幌市政は光と影が交錯した1年だった。コロナ禍明けに伴い観光需要が復活し、飲食店や各地の賑わいが戻ってきたことに加え、GX(グリーン・トランスフォーメーション)や半導体の生産拠点開設の動きに伴い道都・札幌市が国際的な注目を集めることが実感できる年になった。一方で、保育事業者による補助金不正受給、突然の休園といった市の保育行政を揺るがす事件が発生し、信頼回復に向けて今後の対応が問われることにもなっている。北海道新幹線札幌延伸の2030年度末開業が不透明な状況となり、まちづくりの目標が定まらない状況に置かれていることも気がかりだ。現在3期目の秋元克広市長に24年を振り返ってもらい、25年に向けた展望を訊いた。
(11月21日収録 聞き手=工藤年泰)
能登半島地震を教訓に災害対応
観光需要の復活に大きな手応え
「無責任な保育事業はあってはならない」と秋元市長
「無責任な保育事業はあってはならない」と秋元市長
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