【シリーズ・住宅不動産情報】㉕──札幌圏で開始された前評判高い宅地造成
札幌の上篠路、江別の野幌に注目
平均土地価格900万円台が脚光

2024年12月号

札幌市北区篠路町上篠路の宅地造成現場

戸建て需要が低迷する中、札幌市北区篠路町上篠路と江別市野幌で、それぞれ51区画と162区画の宅地造成が始まった。札幌市と近郊都市で規模の大きい宅地造成が進行しているのは、この2カ所だけ。双方とも1区画の平均土地価格が900万円台からで、建物を含めた戸建て価格は2000~3000万円台と比較的購入しやすい価格帯になりそうだ。金利高や建設費高騰で買い控えが広がっている戸建て需要が回復する契機になるかもしれない。

(佐久間康介)


様変わりの野幌鉄道林跡地


 北海道都市開発事業協同組合(事務局・札幌市中央区)が10月から宅地造成を始めたのは、花畔札幌線沿いを含めた札幌市北区篠路町上篠路116番11ほか一帯の土地で、同組合は名称を「グリーンタウン上篠路」に決定。離農に伴ってたまねぎ農家が手放した農地を同組合が取得、農地転用を終えて札幌市から開発許可を受けて造成を開始した。
 この土地は上篠路中学校に隣接しているA街区とC街区とD街区に分かれている。B街区が抜けているのは、当初計画していた農家の住宅売却が最終的に中止となったため。
 現在、造成工事が進められているのは、A街区=約1038坪(約3430平方メートル)とD街区=約1451坪(約4809平方メートル)。ちなみにC街区は開発行為の許可が必要ではない面積の土地となっている。いずれの工事も東舗建設(札幌市東区)が手がけている。
 造成後の宅地面積と区画数は、A街区が約737坪(約2436平方メートル)で15区画。C街区が約777坪(約2567平方メートル)で12区画。D街区が約1305坪(約4315平方メートル)で24区画。宅地面積合計は約2818坪(約9318平方メートル)で総区画数は51区画。造成完了は2025年6月を予定している。

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