4期目の当選を決めた松野哲・岩見沢市長に訊く
統合による新病院開業で市民の生命と健康を守る
職員時代から岩見沢のICT基盤確立に汗をかいてきた松野市長
(まつの・さとる)1956年5月4日三笠市出身。北大法学部卒業後、81年岩見沢市役所に奉職。企画調整課長、市長室長、ふるさとづくり推進室長、学校教育課長、収納対策担当次長などを歴任後、2012年の市長選で初当選。16年再選、20年無投票で3選、24年8月25日の市長選で4選を果たす。68歳
人口減少下で活きるスマートシティ
岩見沢市長 松野 哲氏
8月25日投開票の市長選で4選を果たした現職の松野哲市長。だがその内容は、一騎打ちだった新人の若林宗洋候補に1296票差まで迫られる、現市政に対する市民の厳しい評価を浮き彫りにした辛勝だった。そうした民意への受け止めをはじめ選挙の争点となった岩見沢市立総合病院と北海道中央労災病院の統合による新病院建設の意義、全国的にも注目されているスマートシティ化の今後など、4期目に向けた舵取りと胸の内を松野市長に訊いた。
(9月20日取材 工藤年泰)
|老朽化と療養環境改善から
「待ったなし」の新病院建設|
新病院の完成予想パース(提供:岩見沢市)
岩見沢のスマート農業を象徴する無人のロボットトラクター
新病院の完成予想パース(提供:岩見沢市)
岩見沢のスマート農業を象徴する無人のロボットトラクター
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