Interview
北海道ハイヤー協会の新会長・平島誉久氏に訊く
ライドシェアは地域の違いを考慮し乗務員を守る在り方で
(ひらじま・たかひさ)1980年札幌市生まれ。神奈川大学卒。営業職を経て、2005年に帰札し互信交運事業協同組合に勤務。12年に同組合理事長に就任。17年に同組合を持株会社の互信ホールディングスに転換し同社社長就任。北海道ハイヤー協会で5期10年副会長を務め、24年5月に会長就任。44歳
タクシーの新しい価値と未来を創る
現在44歳の平島誉久会長の就任で一気に若返りを果たした一般社団法人 北海道ハイヤー協会(本部札幌)。その行く手にはハイタクユーザーの右肩減やライドシェアという新たな規制緩和の圧力など険しい道が待ち構えているようだ。だが社業において〝次の世代のタクシー〟を標榜し、大きな注目を集めるTAXI NEXTや、コロナ禍中には罹患者の搬送チームを結成するなど、画期的かつ求められる新サービスを実践してきたのが平島氏。変革期にあるハイタク業界で、協会運営にも手腕に期待が集まるところだ。そんな平島氏の最大の関心事は世界で広がりつつある自動運転。そう遠くない自動運転の時代を前にハイタク業界がいま、なすべきこととは──。
(7月22日取材 工藤年泰・髙橋貴充)
|若い世代の呼び水を目指す会社「TAXI NEXT」|
タクシーは本当に不足しているのか
(JR札幌駅南口のタクシー乗り場)
タッグを組む加藤絢也副会長(左)とともに
(7月22日、北海道ハイヤー会館)
タクシーは本当に不足しているのか
(JR札幌駅南口のタクシー乗り場)
タッグを組む加藤絢也副会長(左)とともに
(7月22日、北海道ハイヤー会館)
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