Interview
就任2年目の函館・大泉潤市長に訊く
新幹線乗り入れを目指し挑む「新たなまちづくり」
現在も市民人気が高い大泉市長
(おおいずみ・じゅん)1966年江別市出身。札幌北高を経て早稲田大学法学部卒業。95年函館市役所に奉職。総務部秘書課長、保健福祉部次長、観光部長、北海道観光振興機構理事、保健福祉部長を歴任。2022年7月末に退職し、23年4月23日投開票の函館市長選で初当選。58歳
市民に寄り添い人口減少を止める覚悟
人口減少に立ち向かう覚悟やひきこもり問題などの社会的包摂で支持を受け、昨年4月の函館市長選で圧倒的な民意を受けてスタートした大泉潤市政。「急激な人口減少による弊害を食い止める起爆剤」として打ち上げ、選挙の公約で注目された北海道新幹線のJR函館駅乗り入れは、調査会社による議論の叩き台が出来たが、実現までのハードルはまだ高い。保健福祉部長時代に培った「市民に寄り添う」姿勢を堅持しながら一見、困難とも思える大きな目標を掲げる大泉市長は、函館再生をどのように進め、課題が山積する市政の舵をどう取っていくのか──。その胸の内を聞いた。
(7月26日取材 工藤年泰・武智敦子)
|「新幹線の函館駅乗り入れ」は大きな変革をもたらす太い幹|
海外にも波及している〝コナン効果〟
(市役所のエントランスに飾られた封切り映画のパネル)
北海道新幹線の乗り入れが期待されるJR函館駅
海外にも波及している〝コナン効果〟
(市役所のエントランスに飾られた封切り映画のパネル)
北海道新幹線の乗り入れが期待されるJR函館駅
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