道警不祥事から考える〈71〉
「警察は襟を正して」
殺人事件の衝撃にも増して、捜査員らの不祥事疑惑は全国的な関心を集めることに
(旭川市の北海道警察 旭川中央警察署)
「文春砲」被弾警官の写真流出
旭川中央署員ら不適切飲酒か
本年4月に旭川市で起きた殺人事件をめぐり、7月上旬の『週刊文春』報道で伝えられた容疑者と捜査員との不適切交際疑い。同中旬にはその疑惑を補強する“証拠写真”がみつかり、複数のウェブ媒体や週刊誌が報じたほか、SNSを通じてまたたく間に拡散した。倫ならぬ出会いの舞台となったのは、旭川「三六街」のカラオケスナック。写真の存在を知らしめた人物は、憤りを込めて訴える。「警察は襟を正して欲しい」――。
取材・文 小笠原 淳
1968年小樽市生まれ。地方紙記者を経て2005年からフリー。「北方ジャーナル」を中心に執筆。著書に『見えない不祥事』(リーダーズノート出版)。55歳
出会いの場は署の新年会
流出画像に残された記録
大怪我を負った男性に、警察は「力不足」と頭を下げたという(被害男性提供)
=画像の一部加工は本誌
本年〝第2四半期〟に記録された懲戒処分3件は、いずれも大きく報道発表されている
(道警が開示した『懲戒処分一覧』)
=一部墨塗り処理は道警、次頁以下同
令和6年4月監督上の措置一覧
令和6年5月監督上の措置一覧
令和6年6月監督上の措置一覧
大怪我を負った男性に、警察は「力不足」と頭を下げたという(被害男性提供)
=画像の一部加工は本誌
本年〝第2四半期〟に記録された懲戒処分3件は、いずれも大きく報道発表されている
(道警が開示した『懲戒処分一覧』)
=一部墨塗り処理は道警、次頁以下同
令和6年4月監督上の措置一覧
令和6年5月監督上の措置一覧
令和6年6月監督上の措置一覧
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