Business Report
北海道BPに高級賃貸レジデンス「マスターズヴェラス」がオープン

2024年07月号

エスコンフィールド北海道から徒歩2分の場所にある「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」(右側の建物)

日ハム、エスコン、光ハイツの共同事業が“世界がまだ見ぬボールパーク”でスタート


初夏を前にした北広島の「北海道ボールパークFビレッジ」に、日ハムが後押ししてきたアクティブシニア向け賃貸住宅「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」がオープンした。ファイターズの新球場、エスコンフィールドHOKKAIDOを中心に魅力ある施設が集積している立地や278室という規模はもとより、レストランやフィットネス、大浴場など豪華な共用空間をしつらえるなど、大人のネクストライフを実現するステージとして注目を集め、入居の問い合わせが全国から寄せられている。運営を担うのは道内における介護付有料老人ホームの草分け、光ハイツ・ヴェラス(本社札幌・森千恵香社長)。人生を謳歌する人々の拠点として、さまざまな利用が想定される「マスターズヴェラス」の魅力をレポートする。

(5月22日取材・工藤年泰)

日ハムとエスコンの思いで実現した新時代の「サ高住」


 メインエントランスをくぐると待っているのは、吹き抜けの天井に輝く巨大なシャンデリアと軽食を楽しめるお洒落なカフェ。そこには一般的な高齢者向け住宅というイメージはまるでない。誰もがリゾートホテルに足を踏み入れた感覚になるに違いない。
 4年前、日本ハムと日本エスコンから光ハイツに寄せられた「多世代が交流する“世界がまだ見ぬボールパーク”を一緒につくろう」というラブコール。このオファーを受け、札幌と小樽で介護付き有料老人ホームなどを展開してきた同社が運営を担う形で6月1日、北広島にオープンしたのがアクティブシニア向け賃貸住宅「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」だ。
 ボールパークで暮らす人々に、野球観戦をはじめとするさまざまなスポーツやアクティビティ、そして催されるイベントを通年で楽しんでもらいたい──。「マスターズヴェラス」にはそんな日ハムとエスコンの願いも込められている。
「趣味やスポーツ、グルメ、観光を楽しむ拠点、野球観戦を目的に家族や仲間が集う場所、あるいはワーケーションの基地として、入居者様それぞれが暮らし方、使い方を自由にデザインしていただきたい」(光ハイツ・森千恵香社長)
 大きな特徴は、新球場を擁するボールパーク(Fビレッジ)内という立地。もうひとつは同社が手がけてきた中で最上級、最大規模の施設であることだ。
 Fビレッジの東側に位置するこのレジデンスは、球場から徒歩2分という立地。瀟洒な外観の建物は鉄筋コンクリート造り地上6階地下1階建て、ランドスケープに配慮した低層設計が特徴だ。区分としてはサービス付き高齢者向け住宅で、60歳からの元気なシニアが入居対象。単身向けのFタイプ(25・92平方メートル)から夫婦でゆったり暮せるA・Bタイプ(57・32平方メートル)まで全278室が用意されており、賃貸料は月額12万円台(管理料別途)からとなっている。
 建物はA棟とB棟の2棟で構成され、B棟の1・2階にはミライシアホールディング(札幌市)が運営するメディカルモール、「Fビレッジ メディカル スクエア」が8月に併設される。内科などのクリニックや調剤薬局が身近にある安心感も大きいが、光ハイツでは生活や健康面の相談サポートを行なうほか、一時介護室も完備。要介護状態になった時は、同社が運営する他の介護付有料老人ホームの紹介にも応じてくれるので安心だ。

光ハイツ・ヴェラスの森千恵香社長

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吹き抜けのエントランスホールで利用者を出迎えるシャンデリア(A棟1階)

リゾートホテルのような居室(写真はモデルルーム)

男女別の大浴場も完備

エスコンフィールドは目の前だ(最上階居室からの眺望)

吹き抜けのエントランスホールで利用者を出迎えるシャンデリア(A棟1階)

リゾートホテルのような居室(写真はモデルルーム)

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光ハイツ・ヴェラスの森千恵香社長

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