厚真の砂利採取場で起きた産廃不法投棄事件を追う
最終処分場に持ち込まれず野ざらしにされた建築廃材
かつての砂利採取場の敷地では家屋の廃材が雪をかぶっていた
(2月16日撮影:厚真町字清住地区)
厚真町で砂利採取業を営んでいた事実上の経営者が産廃の不法投棄に手を染めていた疑いが浮上した。同氏は配偶者が苫小牧市内に所有していた家屋を社員を使って解体し、建築廃材などを処分場ではなく砂利採取場に運ばせていた。これらの産廃は、採取場の土地が他者のものになった現在も野ざらしのままだ。厚真の現場でいったい何が起きていたのか──。
(本誌編集長・工藤年泰)
「厚真の土地に持っていけ」
現場には未利用の砂や重機が残されたままだ
(2月16日撮影:厚真町字清住地区)
現場には未利用の砂や重機が残されたままだ
(2月16日撮影:厚真町字清住地区)
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