課題が山積する北海道医療大の北広島移転
遅れる移転計画の策定
今回の移転では札幌市も少なくない影響を受けることになる(写真は、札幌あいの里キャンパスの北海道医療大学病院)
巨額資金調達に大きな壁か
“置き去り”の当別町で悲鳴
当別町と札幌市北区にキャンパスを構える北海道医療大学の移転計画に遅れが出始めている。2028年4月までに「北海道ボールパークFビレッジ」(BP・北広島市)に全施設を移すとして、運営する学校法人東日本学園(鈴木英二理事長)が本年3月までに基本計画をまとめる予定だったが、本誌の取材で計画策定が6月ごろまでずれ込むことが分かった。移転費用の調達などの課題が山積しているもようで、今回の移転自体を危ぶむ声も聞かれる。あらためて道医療大の北広島移転を問う──。
(ジャーナリスト 黒田 伸)
明らかになった計画の遅延
当別町の後藤正洋町長(当別町のHPから)
ボールパーク内の移転予定地とされるエリア
BPの運営会社が示した新駅近くの道医療大予想図
ボールパーク内の移転予定地とされるエリア
BPの運営会社が示した新駅近くの道医療大予想図
当別町の後藤正洋町長(当別町のHPから)
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