タクシー不足解消をどうする
誰が地域の足を守るのか
タクシー不足解消に向けてライドシェアは有効か
(写真は JR札幌駅南口のタクシー乗り場)
日本版ライドシェアの行方とハイタク業界の「新潮流」とは
二種免許を持たない一般の人がタクシー会社の管理下で自家用車を使って客を運ぶ「日本版ライドシェア」の試験導入が4月から東京で始まる。タクシーを拾えなかったり、配車を依頼してもなかなか来ない「地域」「時期」「時間帯」を限定した導入だが、安全管理やサービス面の課題もあり全面解禁の行方は不透明。人口減少の流れを受け鉄道やバスといった公共交通が縮小する中、地域の足をいかにして守っていくのか──。タクシー難民の解消に向け「ニセコモデル」など独自の取り組みも進めている北海道ハイヤー協会の今井一彦会長(71)に訊いた。
(1月17日取材 聞き手=工藤年泰)
コロナが明けて需要が急回復
漸減から増加に転じた乗務員
「何より大切なのは安心安全の確保」と今井会長
(いまい・かずひこ)1952年小樽市生まれ、成蹊大工学部卒。旭硝子(現AGC)を経て79年東邦交通入社。89年同社社長に就任。2014年から北海道ハイヤー協会・札幌ハイヤー協会会長。全国ハイヤー・タクシー連合会副会長など公職多数。71歳
昨年12月18日に行なわれたニセコモデルの出発式
(倶知安町のニセコHANAZONOリゾート)
「何より大切なのは安心安全の確保」と今井会長
(いまい・かずひこ)1952年小樽市生まれ、成蹊大工学部卒。旭硝子(現AGC)を経て79年東邦交通入社。89年同社社長に就任。2014年から北海道ハイヤー協会・札幌ハイヤー協会会長。全国ハイヤー・タクシー連合会副会長など公職多数。71歳
昨年12月18日に行なわれたニセコモデルの出発式
(倶知安町のニセコHANAZONOリゾート)
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