2024 道東・根室特集
石垣雅敏市長に訊く
困難な時にこそ創意工夫と熱意で“地域みがき”に邁進
北方領土返還運動の広がりに向け決意を新たにする石垣市長
成し遂げる水産都市・根室の再興
ロシアとの関係悪化で北方領土返還交渉が暗礁に乗り上げ、人口減や看護師不足に悩まされても石垣雅敏市長は前を向くことを忘れない。故郷の根室をこよなく愛し、一介の職員から市のトップとなった72歳は「水産都市・根室の再興」を掲げて2期目をひた走っている最中だ。2022年度実績で寄付額全国3位と9年連続最高を更新したふるさと納税、新型コロナの5類への移行に伴い各種の祭りが復活するなど明るい話題もあるが、ウクライナ戦争や中国の禁輸措置といった国際情勢を受けて一次産業が危機に陥るなど新たな課題も生まれている。このような中で市政をどう舵取りしていくのか──。「困難な時にこそ職員と力を合わせ、地域にみがきをかける」と語る石垣市長に胸の内を訊いた。
(12月19日取材 工藤年泰・佐久間康介)
|地域にようやく戻ってきた活気 一次産業は国際情勢でダメージ|
海面におけるトラウトサーモン養殖事業を視察する石垣市長
(2023年5月24日、花咲港の港内で)
松野官房長官(当時)との面談では元島民の思いに寄り添う取り組みを訴えた
(同12月1日、首相官邸で)
北方領土問題の存在を全国で訴えるキャラバン隊に石垣市長も参加
(同10月11日、新宿駅西口)
現庁舎の隣で姿を現してきた市役所新庁舎
海面におけるトラウトサーモン養殖事業を視察する石垣市長
(2023年5月24日、花咲港の港内で)
松野官房長官(当時)との面談では元島民の思いに寄り添う取り組みを訴えた
(同12月1日、首相官邸で)
北方領土問題の存在を全国で訴えるキャラバン隊に石垣市長も参加
(同10月11日、新宿駅西口)
現庁舎の隣で姿を現してきた市役所新庁舎
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