北大のスラブ研に流れた「ウクライナの詩」
有名詩人・ナタルカさんが朗読 明日をも知れぬ恋人たちの運命
自作の詩を朗読するナタルカさん
(11月14日、北大のスラブ・ユーラシア研究センターで。同提供)
11月14日、北海道大学のスラブ・ユーラシア研究センターで「ウクライナ文化の夕べ」と題したシンポジウムが開かれ、同国の女性詩人、ナタルカ・ビロツェルキヴェツさんが戦争の悲しみを思わせる詩を披露した。参加者の心を打ったこの日の模様を先月号で「戦時下のウクライナ」を報告した元朝日新聞記者でジャーナリストの岡野直氏(63)がレポートする。
ジャーナリスト・岡野 直
心を打った女性詩人の作品
ウクライナの中学生が描いた絵
(提供・O. ニコレンコ・ポルタワ国立教育大教授)
(おかの・ただし)1960年札幌市出身。東京外語大学ロシア語科卒業。85年朝日新聞社入社。モスクワのプーシキン・ロシア語大学に留学後、西部本社社会部を経て東京社会部で基地問題や自衛隊・米軍などを取材。特派員としてルワンダ虐殺、東ティモール紛争、アフガニスタン戦争など紛争地の取材も多い。2021年からフリー。ロシア語の全国通訳案内士。著書に『自衛隊―知られざる変容』(朝日新聞社)、近著に『戦時下のウクライナを歩く』(光文社新書)。63歳
リャプチュク教授と桐野夏生さん(東京都中央区の日本ペンクラブで 撮影・岡野 直)
空襲を逃れキーウの地下鉄構内に避難する市民たち(撮影・岡野 直)
リャプチュク教授と桐野夏生さん(東京都中央区の日本ペンクラブで 撮影・岡野 直)
空襲を逃れキーウの地下鉄構内に避難する市民たち(撮影・岡野 直)
ウクライナの中学生が描いた絵
(提供・O. ニコレンコ・ポルタワ国立教育大教授)
(おかの・ただし)1960年札幌市出身。東京外語大学ロシア語科卒業。85年朝日新聞社入社。モスクワのプーシキン・ロシア語大学に留学後、西部本社社会部を経て東京社会部で基地問題や自衛隊・米軍などを取材。特派員としてルワンダ虐殺、東ティモール紛争、アフガニスタン戦争など紛争地の取材も多い。2021年からフリー。ロシア語の全国通訳案内士。著書に『自衛隊―知られざる変容』(朝日新聞社)、近著に『戦時下のウクライナを歩く』(光文社新書)。63歳
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