道警不祥事から考える〈64〉
侵入警官、余罪次々
被害者6人、加害者1人――その全員が全12戸のアパートに住んでいた(江別市内)
自宅アパートで重ねた犯行 元巡査部長、狙いは「下着」
本誌前々号で報告した元警察官の住居侵入事件はその後、当事者の懲戒免職処分を経て5月半ばに初公判を迎えた。この間に余罪の再逮捕・追起訴が続き、同下旬までに3つの事件が罪に問われる結果に。地元報道が「金に困り」「アイドルの“推し活”で」などと報じていた犯行動機は、実際には「女性の下着を盗むため」だったようだ。一連の現場は、元警察官自身が住むアパート。常習と言ってよい侵入行為は、4年前に始まっていた――。
取材・文=小笠原 淳
被害者6人、住所は1つ
侵入行為は4年間続いていたが、検察の立件は3度めの起訴事件までに留まるとみられる
(札幌市中央区の札幌地方検察庁)
元巡査部長は札幌の職場でおもに交通窓口の業務に就いていたという
(札幌市東区の札幌方面東警察署)
侵入行為は4年間続いていたが、検察の立件は3度めの起訴事件までに留まるとみられる
(札幌市中央区の札幌地方検察庁)
元巡査部長は札幌の職場でおもに交通窓口の業務に就いていたという
(札幌市東区の札幌方面東警察署)
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