◆ 2023 統一地方選/函館市長選候補予定者に訊く
工藤 壽樹 氏(現職)
改革挑戦の最終ステージ 全力をあげ函館を元気に
「次世代にバトンを渡すための総仕上げを」と工藤氏(2月20日午後、函館市役所)
財政を立て直し実績を積み上げた12年
4月23日投開票の統一地方選の中で大きな注目を集めているのが函館市長選だ。今回は現職で4期目を目指す工藤壽樹氏(73)と新人で市の元保健福祉部長・大泉潤氏(56)が争う事実上、一騎打ちの構図となっている。青森県・大間原発の建設差止訴訟を主導する工藤氏は財政再建を成し遂げ、3期12年の実績を強調。元部下の対抗馬については「彼には函館を任せられない」と突き放す。コロナ禍で打撃を受けた経済の活性化を掲げる工藤氏に「改革と挑戦の最終ステージ」と名付けた4期目を目指す理由、今後のまちづくり政策を訊いた。
(2月20日取材 工藤年泰)
|コロナで出来なかった事をやり遂げるため4期に挑戦|
(くどう としき)1949年乙部町出身。函館ラ・サール高校を経て早稲田大学法学部卒業。1973年函館市と合併前の旧亀田市に奉職。函館市秘書課長、財務部長、企画部長などを経て2006年助役(後の副市長)に就任。09年当時の西尾正範市政を批判し副市長を辞任。11年函館市長選に無所属で出馬し初当選。以後連続当選し現在3期目。73歳
(くどう としき)1949年乙部町出身。函館ラ・サール高校を経て早稲田大学法学部卒業。1973年函館市と合併前の旧亀田市に奉職。函館市秘書課長、財務部長、企画部長などを経て2006年助役(後の副市長)に就任。09年当時の西尾正範市政を批判し副市長を辞任。11年函館市長選に無所属で出馬し初当選。以後連続当選し現在3期目。73歳
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