留学生受け入れめぐる対立
懲戒解雇「不法」
留学生の不適切受け入れ疑いが引き金となった裁判は、原告側実質全面勝訴の結果となった
(2月16日午後、札幌市内)
国際大訴訟で大月氏が全面勝訴 「合理的な理由欠く」と札幌地裁
懲戒解雇処分を受けた大学教授が地位確認を求めて起こした裁判で2月中旬、教授側の主張が全面的に認められる判決が言い渡された。裁判所は当時の処分を「合理的な理由を欠く」と指摘、ひいては「不法行為にあたる」と断じたが、被告の札幌国際大学(札幌市清田区、蔵満(くらみつ)保幸学長)はこれを不服として控訴した。提訴から2年半あまり、留学生受け入れ問題をきっかけに始まった争いは、なお収拾のつく兆しがない。
取材・文=小笠原 淳
「万馬券が当たった気分」
大学側の控訴により判決確定は先送りに――控訴の理由は現時点であきらかにされていない
(札幌市清田区の札幌国際大学)
大学側の控訴により判決確定は先送りに――控訴の理由は現時点であきらかにされていない
(札幌市清田区の札幌国際大学)
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