Interview
野口観光3代目トップ 野口和秀 社長に訊く
祖父と父が築いた土台に加えたい自分の新カラー
(のぐち・としひで)1977年11月27日生まれ、登別市出身。産能大学経営情報学部卒業後、2001年に野口観光入社。10年野口観光マネジメント常務。17年野口観光の副社長。22年6月、同社の3代目社長に就任し現在に至る。45歳
地域に支持される宿泊業者に
北海道の観光ホテル・旅館業を牽引する野口観光グループ(本社登別市)の野口秀夫社長(当時)が長男の和秀副社長(同)に次代の舵取りを託したのは昨年6月。だが、その和秀新社長へのインタビューが実現する直前に伝えられたのが、ほかならぬ秀夫氏の逝去(12月15日没。享年75)の報せだった。まだ喪が明けきらぬ中で気丈に取材に応じた和秀社長は、父・秀夫会長への率直な思いや、これからの展望などを真っ直ぐな言葉で本誌に語った。行動制限の緩和や全国旅行支援が始まっているいま、道内業界最大手は新リーダーのもとでどう動くのか──。
(12月27日取材 聞き手=工藤年泰)
|願って叶わなかった会長と社長二人三脚での並走経営|
「きたゆざわ 森のソラニワ」で2月末までに完成予定のサウナ施設(画像は施設イメージ)
悲しみをおさえて気丈にインタビューに応じた野口社長(12月27日午後、同社の札幌営業所で)
「きたゆざわ 森のソラニワ」で2月末までに完成予定のサウナ施設(画像は施設イメージ)
悲しみをおさえて気丈にインタビューに応じた野口社長(12月27日午後、同社の札幌営業所で)
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