これからの北海道観光を探る【美瑛町編】
入込み復調の美瑛町が抱える観光客のモラル・マナー問題
大勢で農地に無断侵入するバスツアー客(全ての写真提供は、丘のまちびえいDMO)
「知らない」では済まない観光公害
“丘のまち”の代名詞が示すように、この地域ならではの丘陵が生み出すさまざまな美しい景観が、長年にわたり訪れる人々を魅了させている美瑛町。今年度の春ごろから新型コロナ対策に伴う行動規制が緩和の方向へ舵を切られ、このまちにも徐々に観光の賑わいが戻り始めているという。コロナ禍からの客足回復は喜ばしいことに感じたが、一方で積年の課題である「観光客のモラル、マナー問題」の増加も危惧しているようだ。「観光立国」と声高に叫ばれる中、観光客の増加が地域にもたらす弊害があることも、美瑛町のケースから考えたい。
(髙橋貴充)
農業あっての観光資源
注意書きや規制ロープを無視しての撮影
旭川空港のデジタルサイネージ
農家の許可を得て実施している体験観光プログラムの様子
YouTubeでも配信している美瑛町観光マナー動画
注意書きや規制ロープを無視しての撮影
旭川空港のデジタルサイネージ
農家の許可を得て実施している体験観光プログラムの様子
YouTubeでも配信している美瑛町観光マナー動画
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