白鳳寺・御霊堂元町の“遺骨難民事件”を追う
「家賃は不払い借金は踏み倒す」 太田代表は債務不履行常習犯か

2023年01月号

白鳳寺の太田代表が不法占有していた札幌市西区西野の邸宅
(Google Mapより)

永代供養を信じて遺骨を預けていた利用者を不安の底に突き落とし、全国にも波紋を呼んだ宗教法人白鳳寺(札幌市東区・太田司代表役員)の経営破綻問題。多額の利用料や管理料を集めていたはずの御霊堂元町の納骨堂事業はなぜ頓挫したのか。取材を進めると、そこに浮かび上がってきたのは太田代表の公私にわたる債務不履行の実態だった──。

(本誌編集長・工藤年泰)








不法占有で強制立ち退き


 2022年年明け、札幌地裁は「ある人物」に札幌市西区西野にある瀟洒な邸宅(3階建て・延床面積約330平方メートル)から立ち退くよう命じた。人物の名前は、太田司氏(62)。それから9カ月後に納骨堂、御霊堂元町(市内東区)の“遺骨難民事件”で世間を騒がせることになる宗教法人白鳳寺の代表役員、その人だ。
 太田代表はなぜここから立ち退きを命じられたのか。
「ひと口に言えば長期間に亘る家賃滞納、要は不法占有をしていたということです。所有者が建物明け渡し請求訴訟を起こし、それでも出ていかなかったので最終的に明け渡しの強制執行を裁判所に申し立てた結果だと聞いています」
 こう話すのは、この物件について詳しい関係者だ。この関係者によれば、もともとこの邸宅は隣接する3階建てビルのオーナーが住居として利用していた物件。だがオーナーの事情でビルと住居が売却されることになり2012年8月、市内で事業を営むO氏との間で合計約1億3千万円で売買が成立する。(売却額の詳細は不明)
 このO氏に物件の購入を強く勧めたのが太田代表と言われている。白鳳寺の法人登記を確認すると、同代表は2011年1月に白石区川北からここに転居したことになっており、何らかの理由で売買前から住んでいた可能性が高い。

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