全国旅館団体トップ 阿寒鶴雅の大西雅之社長が賭けゴルフ
協力会との懇親コンペで幹部と業者が「勝馬投票」
鶴雅グループの原点的存在である「あかん遊久の里 鶴雅」
(釧路市阿寒町)
全国約2600の宿を束ねる一般社団法人日本旅館協会会長という要職にある大西雅之氏(67)が率いる鶴雅グループ(本社釧路市阿寒町)で、まさかの不祥事が発覚した。9月下旬、阿寒カントリークラブで開催された「鶴ゆう会ゴルフコンペ」で賭けゴルフが行なわれていたことが本誌の取材で分かった。この懇親コンペには取引業者のほか大西氏をはじめとする多くの鶴雅幹部が出席。参加者の大半が金銭を賭けて“勝馬投票”に興じていた。10月下旬、記者の取材に鶴雅側は事実を概ね認めた。国内有数の観光ホテルチェーンとして名高い鶴雅でいったい何が起きていたのか──。
(本誌編集長・工藤年泰)
“賭博コンペ”に参加した28人
懇親コンペのプレー前に参加者に配られた「枠順と勝馬投票券」
直接取材を拒んだ大西氏
※写真は鶴雅グループのホームページより
懇親コンペのプレー前に参加者に配られた「枠順と勝馬投票券」
直接取材を拒んだ大西氏
※写真は鶴雅グループのホームページより
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