産廃処分場建設中止を求める安平町役場が環境フォーラムを開催
専門家を交え住民と情報を共有 「オール安平」で挙がる反対の声

2022年11月号

「あびら環境フォーラム」にはオンラインを含む約 110人が参加した(9月10日、安平町の追分公民館)

安平町の早来北進地区で計画されている産業廃棄物最終処分場の建設問題をめぐり、同町(及川秀一郎町長)が9月10日、環境問題に詳しい専門家や弁護士を招いて「あびら環境フォーラム」を町内で開いた。この計画をめぐっては、5年前に道の建設許可が下りているが、地元にはすでに産廃処分場があることを理由に、町は「2つの処分場はいらない」と反対の立場を明確にしている。住民への情報提供を目的としたフォーラムを通して産廃問題と向き合う安平町の動きを追った。

(武智敦子)






町、議会、住民が反対


 フォーラムの冒頭、マイクを握った安平町の及川町長が、町内の早来北進地区に建設が予定されている産業廃棄物最終処分場(産廃最終処分場)の計画について、これまでの経過と現状を説明した。
 産廃最終処分場の建設を計画しているのは地元の産廃処理業者「DINS北海道」で、同社の前身会社が2015年8月に道に事業計画書を提出。しかし、安平町には35年前から別の会社が運営する処分場があることから、町は「すでに社会的責任は果たしている」と反発。町内33の自治会のうち地下水汚染を懸念する32自治会も反対の立場を取り、町とこれらの自治会は道に反対意見書を提出していた。
 だが前身会社は事業計画書に続き2016年5月には道へ設置許可申請を提出。これを受けて安平町と町内の利害関係者(合計86)が道に反対意見書を提出したが、17年6月に設置が許可されるに至った。
 だが町と事業者側は平行線が続いている。計画予定地が安平町が管理する普通河川にかかっているため工作物を設置する際は町の許可が必要だが、町は昨年12月に不許可処分を決定。事業者の不服申し立ての期限は今年の6月5日までだが、不服申し立てはなかった。さらに事業に伴い建設予定地に接続する道路の新設に当たっては町有地などを使用しなければならないが、設置協議はまだ行なわれていない。

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