行動制限緩和後の地域観光の在り方【日高路編】
「ウマ娘」効果が問題提起した馬産地での観光振興の在り方

2022年09月号

Yogiboヴェルサイユリゾートファームで過ごすタニノギムレット。ウマ娘のゲームやアニメ登場時には一層注目度が高まるだろう

課題は観光客側のモラルやマナー

長かったコロナ行動制限が緩和され、この春からようやく観光客が動き始めた。そういった中で気になったのは、馬産地として著名ないわゆる日高路。クロスメディアコンテンツ「ウマ娘」の大ヒットで、それきっかけのビギナーの競馬、競走馬ファンが急増。いわばウマ娘の聖地として同地域が大きな注目を集めるようになったからだ。だが正直なところこの地域は、観光産業があまり発展してこなかった。加えて牧場主などは大切な馬とのトラブルを心配して、観光客の増加をそう歓迎していない節もある。“弱かった観光をテコ入れする”といった安直な発想では決して上手くいかないであろう、日高路における観光振興の難しさなどを探った。

(髙橋貴充)

熱を帯びる馬関連の観光


 現在における日高自動車道の終点、いわゆる日高路の起点のまち・日高町。馬産地たる日高管内を象徴するホッカイドウ競馬・門別競馬場を擁するまちとしても有名だ。
 ここに、かつてのG1馬など引退した名馬と身近に触れ合える養老牧場がある。Yogiboヴェルサイユリゾートファーム──。同町の生産牧場・ヴェルサイユファームの分場で2021年9月、ビーズクッションブランド・Yogiboを手掛けるウェブシャーク社とのネーミングライツ契約締結によりこの牧場名となった。なお同牧場で暮らすアドマイヤジャパンがYogiboのクッションで眠るYouTube動画は視聴回数が94万回を超える人気振りで、この動画きっかけで同ファームを知った人も少なくないと思う。

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Yogiboのビーズクッションで休むアドマイヤジャパン
(写真提供、Yogiboヴェルサイユリゾートファーム)

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(写真提供、日高町商工観光課)

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(写真提供、(一社)浦河観光協会)

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オリジナルブランド米・トキノミノル
(写真提供、JAみついし)

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(写真提供、ホテルアポイ山荘)

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