安倍元首相が若手経営者たちへ贈ったラストメッセージ
未来は、私たちが何を考え何をやるかにかかっている

2022年09月号

北海道経営未来塾6期生を前に講演する安倍元首相
(2021年7月20日、札幌パークホテル)

「成長を諦めた国には未来はない。未来は定められたものではなく、いま私たちが何を考え、何をやるかにかかっている」──北海道の若手経営者たちを前に安倍元首相が熱く語りかけたのは凶弾に倒れる1年前、昨年7月のことだった。体調が万全ではないことを理由に首相の座を辞していた安倍氏は「北海道経営未来塾」の特別講師として招かれ講演に臨んだ。本稿ではこの日の講演の概要と同氏が同塾の設立を後押しした秘話を読者に紹介したい。

(佐久間康介)







北海道に強い思い入れ


 安倍氏が「北海道経営未来塾」で特別講演を行なったのは、昨年7月20日。道内選出参議院議員の政経セミナーに出席するため来道した機会を生かし、北海道経営未来塾の6期生、若手経営者約30人を前に首相時代に取り組んだ経済政策アベノミクスの狙いやコロナ下の経済対策について25分間に亘って熱弁をふるった。
 安倍氏は冒頭、2006年9月に発足した第1次安倍政権が1年間で終わったことに触れ、「この失敗の経験が第2次安倍政権では最大の強みになった。2012年12月の衆院選で政権を奪還したが、安定政権を作ることを第一に考えた。悔しさを共有した仲間たちやスタッフたちが、その時の教訓を生かしながら政策の優先順位を決め、戦略的に取り組もうと第2次安倍政権をスタートとさせた」と話した。
 当時の日本経済は、行き過ぎた円高で製造メーカーが生産拠点を次々に海外に移し、国内はデフレ不況に沈んでいた最中だった。
「政治の経済における最大の責任は雇用を創ること。働きたい人が働ける経済を創ること」として、安倍氏はアベノミクスを掲げた経済政策でデフレ不況に苦しむ日本経済を成長路線に戻すことを進めた。

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