道銀が北海道信金「寿都支店」に共同窓口を設置
業態の垣根超えた全国初の協調 道内金融機関の「分業化」に一歩
道銀の共同窓口を設けるしんきん北海道「寿都支店」
(しんきん北海道提供)
北海道銀行(本店札幌市・道銀)と北海道信用金庫(同・しんきん北海道)、ATMの管理運営で知られるSocioFuture(ソシオフューチャー・本社東京都)は連携して寿都町で今年8月から新たな金融サービスの提供を始める。しんきん北海道の「寿都支店」内に道銀「寿都支店」との共同窓口を置くとともに道銀のATMも設置、人口減少地域での新しい金融サービスの在り方を模索する。また寿都郵便局のゆうちょATMで道銀のキャッシュカードが手数料無料で利用できるようにもする。ゆうちょATMで銀行カードが手数料無料で使えるのは、道内では今回が初めて。共同窓口の設置やゆうちょとの連携は、金融機関における地方支店の今後の在り方を示すモデルケースとなりそうだ。
(佐久間康介)
地域金融が新たな連携で活路
道銀としんきん北海道、SocioFutureの連携調印式(3月14日)。左からSocioFuture・菅原彰彦社長、しんきん北海道・前田繁利理事長、道銀・兼間祐二頭取(道銀提供)
道銀としんきん北海道、SocioFutureの連携調印式(3月14日)。左からSocioFuture・菅原彰彦社長、しんきん北海道・前田繁利理事長、道銀・兼間祐二頭取(道銀提供)
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