広域紋別病院の医師流出問題を追う【3】
「個別の回答は差し控える」
オホーツク西紋地区の医療拠点である広域紋別病院(市内落石町)
弁護士を盾にして数々の疑問に口を閉ざす病院側
広大なオホーツク西紋地区の医療を預かる広域紋別病院(曽ヶ端克哉院長・150床)の医師流出問題の続報だ。昨年秋から今年1月にかけて副院長をはじめとする常勤内科医3人が相次いで病院を去る異常事態はなぜ起きたのか。本稿では、その疑問に対して寄せられた病院側の「公式回答」を紹介したい。4月中旬に委任弁護士から送られてきた内容は、極めて分かりやすいものだった。曰く「個別の事案についての回答は差し控えます」──。
(本誌編集長・工藤年泰)
「答えになっていない答え」
広域紋別病院の曽ヶ端克哉院長
(同病院のHPより)
広域紋別病院の曽ヶ端克哉院長
(同病院のHPより)
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.