告発・絶望の学府⑭
「正しいと思って」
教員1人の謝罪に道職員3人が立ち会い、会場のホテル会議室前は衝立で隠された(4月27日午後、函館市内)
江差看護・前副学院長放言 謝罪の場でパワハラ否定も
真っ当な謝罪や賠償などの被害対応が待たれる、北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題。加害を認定された教員らの一部はすでに個別の謝罪を始めているというが、その弁明は必ずしも被害者に受け入れられているとは言い難く、中には謝罪そのものを拒否された人もいる。当事者らの不信感が拭いきれないまま、発覚から1年以上が過ぎてなお、問題は尾を引き続けることになりそうだ。
取材・文=小笠原 淳
“主犯”に加害の自覚なし
謝罪パフォーマンス終了後、前副学院長は人目を避けるように非常階段から脱出し、現学院長の運転する車で立ち去った
(4月27日午後、函館市内)
謝罪パフォーマンス終了後、前副学院長は人目を避けるように非常階段から脱出し、現学院長の運転する車で立ち去った
(4月27日午後、函館市内)
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