Interview 道内最大の客室数を運営する星野リゾート・星野佳路 代表に訊く
入り込み数を気にする愚 キモは顧客満足の深掘り
(ほしの・よしはる)1960年4月29日、長野県北佐久郡軽井沢町出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、米国コーネル大学ホテル経営大学院修士課程終了。91年実家の「星野温泉」代表に就任。95年星野リゾートに社名変更。宿泊施設を所有せず運営に徹するビジネスモデルを掲げ、全国でリゾートホテルや都市型ホテルを展開。61歳
「もう北海道の事業者と呼んでほしい」
星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)が2022年に入って北海道で相次いで宿泊施設を開業し、近く道内で最大の客室を擁する運営会社になる見込みだ。北の大地での展開の強化は、この2月から始まったコンビニチェーン地場大手のセコマ(同・札幌市中央区)との提携でも鮮明だ。観光事業のカリスマ的存在として知られ、全国から進出のオファーが届く星野佳路代表にセコマと組んだ理由をはじめ北海道観光の課題と処方箋を訊いた。キーワードは「ブームをつくるな」である。
(聞き手・佐久間康介)※12月15日、OMO 3旭川で収録
|道民のセコマ愛に感服して共同のプロジェクトを始動|
「旅々貯まる北海道旅プロジェクト」で開いたセコマとの共同発表会
(12月14日、札幌市内で)
1月14日に開業した白老町の「界ポロト」
「OMO 5小樽」のデラックスルーム
(1月7日オープン)
「旅々貯まる北海道旅プロジェクト」で開いたセコマとの共同発表会
(12月14日、札幌市内で)
1月14日に開業した白老町の「界ポロト」
「OMO 5小樽」のデラックスルーム
(1月7日オープン)
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