2022道東・根室特集──石垣雅敏市長に訊く
迅速かつ細やかなコロナ対応 好循環を生む「ふるさと納税」

2022年02月号

ワクチン接種でも独自性を見せた石垣市長

外交の積み重ねで領土交渉の前進を

2021年もコロナ禍に向き合う1年となった中で、いち早く希望者全員へのワクチン接種を終え、サンマ水揚げ日本一のまちとして市外在住のサンマ漁船乗組員への接種にも取り組んだ根室市。最近では18歳以下を対象にした10万円給付のスピーディーな実施など、同市の細やかで迅速なコロナ対応は全国的な話題にもなった。ふるさと納税が全国3位の人気を誇り、新庁舎建設が来夏に始まる一方で、主力産業の水産は不振が続き、秋以降の赤潮被害も深刻な状況となっている。北方領土返還運動では昨年からビザなし交流や共同経済活動が中断されるなど課題も山積している。1期目の任期満了まで1年を切った石垣雅敏市長(70)に、市政の現状とこれからの展望を訊いた。 (12月20日収録)


子育て世帯臨時特別給付金現金一括でのスピード対応


 ──新型コロナ対応では、道内自治体の中でも迅速にワクチン接種を進めました。
 石垣
 国では10月までに国民の7割接種を目標を掲げていましたが、当市は、2カ月早い8月29日に希望者全員に接種を終えました。
 当市における接種率は、10代で74・1%、20代で83・5%、30代で81・7%、40代で86・9%、50代で88・7%、60歳~64歳で93・9%、65歳以上で94・0%となっており、合計で88・7%になっています。
 接種は、国の指針に沿い医療、福祉施設関係者、高齢者や基礎疾患をお持ちの方を優先しましたが、ワクチンが確保されたこと、医療関係者の柔軟で迅速な対応のお陰で独自の取り組みも出来ました。
 そのひとつが、サンマ漁船員の皆さんへの船ごとの名簿による接種です。ワクチン接種を終えて安心して漁労をしてもらいたいとの思いから各漁協で日程調整を図ってもらい、希望する全ての乗組員が8月13日の初出漁までに接種を終えました。道外の乗組員について対応出来たことで、とても感謝されました。
 もうひとつは、当市に在住するベトナム人技能実習生の皆さんへの接種です。根室水産協会の協力により、各水産加工会社などでローテーションを組み、通訳を配置して接種を行なったのですが、スムーズに実施できました。このことは、ベトナムでも有数の「人材育成・人材派遣の企業情報」でも取り上げられました。
 ──9月下旬から開始したワクチン接種済証発行の狙いは。
 石垣
 国の接種証明書が発行されるまでの間、接種済証を紛失された方や仕事などで活用される方の利便性を考慮して、接種済証を名刺サイズで発行することにしました。各自治体からも問い合わせがあり反響は大きかったですね。現在約4400枚を発行しました。
 ──新政権が打ち出した「18歳以下への10万円給付」について、いち早く全額現金を表明しました。
 石垣
 国の子育て世代への臨時特別給付金については、給付方法などについて議論があったわけですが、岸田文雄総理が12月13日の予算委員会で年内に一括現金給付を選択肢に加える考えを表明しました。

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