大ヒットコンテンツが日高管内にもたらすもの
浦河と「ウマ娘」

2021年11月号

初見の記者の近くに寄ってきた人懐っこいウイニングチケット(9月27日、うらかわ優駿ビレッジAERUで)


「推し」消費の波及効果と地域の上手な付き合い方

如何に厳しい状況下にあっても、ヒットするものは出てくる。コロナ禍の現下にあってそのひとつに挙げられるのは、Cygames(サイゲームス、本社東京)が手掛けるクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティダービー」だろう。これを非常に簡潔に説明すると、歴代の競走馬を擬人化した少女たちが実際の競馬と同名のレースなどで競い合い、成長していく様子を描いた青春スポーツ物語。2018年4月に第1期のテレビアニメが放送されたが、今年2月のアプリゲームリリースで一気に人気の火が付いた。それ以後、コロナ禍で外出が不自由な情勢下にあっても、道内の馬産地にウマ娘ファンが訪れるようになったという。今後ウマ娘ブームが北海道に何をもたらすのかを考えてみる。(髙橋貴充) 

重賞馬と触れ合える施設


 日高管内浦河町の著名な観光宿泊施設・うらかわ優駿ビレッジAERU(アエル)。同施設の一番の特長と言えるのが、名前の通りかつて重賞レースを勝利した功労馬含む沢山の名馬と触れ“あえる”こと。現在いる功労馬は1993年の日本ダービーGIなどを制したウイニングチケット、2007年の高松宮記念GIや阪神カップGIIを勝利したスズカフェニックス、04年のジャパンカップダートGIや、05年・06年連続のJBCクラシックGI、05年の帝王賞GIと数々のGIダートレースを勝ち抜いてきたタイムパラドックスの3頭。このうちウイニングチケットは「ウマ娘」にも登場していて、ゲームでは育成できるプレイアブルキャラクターにもなっている。
 AERUではこうした功労馬に見学だけではなく、触れたり餌やりなどもできるが、そういった施設は馬産地の日高管内でも極めて稀だ。
 また、多くの乗用馬も在籍。敷地面積は東京ドーム約23個分と実に広大で、そこでの乗馬体験は同施設ならではの醍醐味だ。
 

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道の駅・サラブレッドロード新冠の「優駿の碑」(写真提供・新冠町観光協会)
ビワハヤヒデ

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ナリタタイシン

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