学長解任騒動、想定外の余話
どうした、道新
「侵入」で逮捕された記者の身柄を2日間弱にわたって拘束した警察は、釈放後の現在も捜査を継続中という(旭川市の北海道警察旭川東警察署)
旭医大取材中の記者が逮捕。読者報告まで2週間の沈黙
旭川医科大学の学長解任問題をめぐる報道で、取材にあたっていた新聞記者が建造物侵入で現行犯逮捕される“事件”が起きた。公共施設への立ち入りを犯罪とみなした大学や捜査当局の不可解さとともに、当該記者の所属する報道機関の歯切れの悪い対応は今後長く記憶され続けることになるだろう。少なからぬ同業者の強い関心を集めることになったその事件は、本稿締め切り時点でまだ終わっていない。(取材・文 小笠原 淳)
自社報道に不信の声噴出
事件後、社内では会社への批判の声が噴出することに(札幌市中央区の北海道新聞本社)
旭医大の会見では、逮捕の件で質問を試みた全国紙記者に道新記者が「捜査中なので」と割って入る一幕があった(6月28日夕、旭川市内)=撮影・工藤年泰編集長
事件後、社内では会社への批判の声が噴出することに(札幌市中央区の北海道新聞本社)
旭医大の会見では、逮捕の件で質問を試みた全国紙記者に道新記者が「捜査中なので」と割って入る一幕があった(6月28日夕、旭川市内)=撮影・工藤年泰編集長
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