告発・絶望の学府(3)
被害回復 どこまで
江差の問題は議会に持ち込まれ、質疑応答は1時間半に及んだ(5月11日午後、北海道議会保健福祉委員会)
江差看護問題で第三者委発足。パワハラ被害は道内他校でも
北海道立江差高等看護学院のパワハラ問題で、待たれていた第三者調査の体制が整った。とはいえ弁護士ら3人の委員がどこまで事実認定に踏み切るのかは未知数で、5月中旬から新たな証言を募り始めた道の担当課も調査対象事案の件数をあきらかにしていない。一方、本誌を含む報道各社にはその後も関係者の告発が相継ぎ寄せられ、改めて問題の根深さが窺われているところだ。被害はどこまで認められ、救済はいつ果たされるのか――。(取材・文=小笠原 淳)
被害は江差のみならず
精神的に追い込まれて紋別の学院を退学した女性は、何度も自傷行為に走ることに
第三者委の初会合は全面非公開で進められた――「2時間あたり8万4,700円」(ホテル公式サイト)の使用料は、当然ながら税金から負担される(5月27日午後、函館市の函館国際ホテル)
精神的に追い込まれて紋別の学院を退学した女性は、何度も自傷行為に走ることに
第三者委の初会合は全面非公開で進められた――「2時間あたり8万4,700円」(ホテル公式サイト)の使用料は、当然ながら税金から負担される(5月27日午後、函館市の函館国際ホテル)
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