被害者と60歳差のわいせつ犯、起訴直後の弁明
「自制心が飛んで…」
強制わいせつで起訴された北澤俊幸被告は検察の起訴事実を認めつつ、疑われる過去の不祥事は否定した(6月2日午後7時ごろ、札幌市手稲区)
未成年への強制わいせつで起訴“独立系スクールガード”の元警官、激白90分
本誌前号で報告した、元警察官による強制わいせつ事件。自宅近くの小学校で続けていた独自のスクールガード活動で地域に知られる容疑者は6月上旬、地元検察が事件を起訴したことで刑事被告人となった。逮捕時点から本人の認否は不明だったが、起訴後に本稿記者の直撃取材に応じた被告は犯行を全面的に認め、およそ1時間半にわたって弁明を重ねることになる。60歳下の少女に長く消えない傷を残したわいせつ犯は、事件を振り返って何を語ったのか――。(取材・文 小笠原 淳)
事件後の発表免れるも2カ月経て「被告人」に
少女を励ますためのドライブは「これまで2回ほど行った」といい、洋菓子店と回転寿司店はお決まりのコースだった(札幌市手稲区の北澤被告宅)
過去の異性問題は否定「上司と揉め退職」主張
本稿記者が北澤被告の自宅を訪ねたのは、札幌地方検察庁の起訴発表があった6月2日の午後6時20分ごろ。それまで一切呼び鈴に応答せず、電話にも出ることがなかった被告はこの時初めて顔を出し、自宅敷地内に置かれたベンチで質問に応じた。
ほどなく玄関前に駐めた車の中に場所を移すことになったのは、近隣住民の好奇の視線を避けるためだったと思われる。
容疑者を逮捕した警察は事件を報道発表せず、記者の取材にも「答えられない」としていた(札幌市手稲区の札幌方面手稲警察署)
犯行現場の公園は、北澤被告が独自のスクールガードを続けていた小学校の至近にある(札幌市手稲区)
事件直前に訪ねた回転寿司店の会計は「5,000円ぐらい」で、それは退店後のわいせつ行為への対価ではなく「就職祝いだった」という(札幌市手稲区)
容疑者を逮捕した警察は事件を報道発表せず、記者の取材にも「答えられない」としていた(札幌市手稲区の札幌方面手稲警察署)
犯行現場の公園は、北澤被告が独自のスクールガードを続けていた小学校の至近にある(札幌市手稲区)
事件直前に訪ねた回転寿司店の会計は「5,000円ぐらい」で、それは退店後のわいせつ行為への対価ではなく「就職祝いだった」という(札幌市手稲区)
少女を励ますためのドライブは「これまで2回ほど行った」といい、洋菓子店と回転寿司店はお決まりのコースだった(札幌市手稲区の北澤被告宅)
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