野口観光グループ、コロナ禍とかく闘えり
戦争のようなコロナ禍で先を見据え従業員を守る
厳しい経営環境でも穏やかな表情を絶やさなかった野口社長(11月27日夕、層雲峡のホテル朝陽亭)
いま、旅行は必要不可欠なものと確信
野口観光グループ代表取締役社長 野口秀夫氏
コロナ禍の直撃を受けている観光宿泊業界。その道内トップランナーといえる野口観光グループだが、野口秀夫社長は「これを乗り越えられれば、将来のさまざまな危機に対応できる」と前向きに未来を見据える。行政のコロナ対策については、GO TOトラベルキャンペーンによる旅行需要の大幅な回復効果を高く評価する一方、対策全般では迅速さに欠ける補助金や給付金の支給や、事前の備えが疑われる場当たり的な対策に苦言。自社の取り組みとしては営業再開時の慰労金支給など従業員に寄り添った支援に終始。来春の新規採用も例年通り継続する。かつてない厳しさに晒されながらやりがいを実感しているという野口社長に胸の内を訊いた。(11月27日収録)
仕事の無い期間も耐えてきた全従業員に感謝の慰労金支給
2018年4月に行なわれた野口観光ホテルプロフェッショナル学院の開校式
2018年4月に行なわれた野口観光ホテルプロフェッショナル学院の開校式
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