空知発 交通捜査への疑問符
「なぜ『物損』に…」
「白い車」は写真左手の停止線を越え、交叉点を曲がって中央の建物の軒先で被害者を轢ね、そのまま右奥の方向へ走り去ったという(10月下旬、美唄市内)
美唄・現職市議の交通事故。地元警察の対応に不信の声
1年ほど前、美唄市の中心部で交通事故が起きた。地元警察が物損事故として処理したそれは、のちに作成された記録によると「乗用車」と「歩行者」の接触事故。現場から走り去った車の運転者は「気づかなかった」と言い、のちに謝罪を受けた被害者は「もう終わったこと」と口を閉ざす。だがその瞬間を至近で目撃していた市民は、事故の扱いに今も納得できていない。「なぜあれが轢き逃げにならないのか」――。
「119番すべきだった」
事故後、一般市民同士の事故では作成されない種類の公文書が残ることになった(北海道警察が開示した『重要特異交通事故発生報告書』)※一部墨塗り処理は道警
診断書の提出を促したとする警察の言い分に反し、被害者は「出さなくていい」の言葉を記憶している(美唄市の美唄警察署)
事故後、一般市民同士の事故では作成されない種類の公文書が残ることになった(北海道警察が開示した『重要特異交通事故発生報告書』)※一部墨塗り処理は道警
診断書の提出を促したとする警察の言い分に反し、被害者は「出さなくていい」の言葉を記憶している(美唄市の美唄警察署)
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