歓楽街の感染防止を目指す「ススキノ助成金」の行方
干天の慈雨はどこへ──
道の緊急事態宣言後、人通りが途絶えたススキノ(3月2日夜、札幌市中央区)
すすきの観光協会による「9団体優先」に異論続出
感染防止対策の徹底を前提に歓楽街の事業者を支援する全国初の試み、いわゆる「ススキノ助成金」の分配をめぐり大きな論議が起きている。札幌市から事業委託を受けた一般社団法人すすきの観光協会(本部札幌・大島昌充会長)が、助成先を同協会など9団体に限定したことに異論が続出。大きな痛手を受けた地域にとって朗報になるはずだった公金支出は一転、業界を分断する火種になりかねない様相だ──。(本誌編集長・工藤年泰)
噴き出した怒りの声
ガイドブックの制作は、月刊誌「O.tone」(オトン)などを発行する株式会社あるた出版が担った
すすきの観光協会の大島会長
すすきの観光協会が入居する市民活動プラザ星園(札幌市中央区)
北の歓楽街の復活が待たれる
ガイドブックの制作は、月刊誌「O.tone」(オトン)などを発行する株式会社あるた出版が担った
すすきの観光協会の大島会長
すすきの観光協会が入居する市民活動プラザ星園(札幌市中央区)
北の歓楽街の復活が待たれる
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