現場にエゾシカの頭部や肉が散乱
中川町の加工事業、最悪の結末か

2020年5月号

解体加工場周辺に散らばるエゾシカの頭部(4月4日撮影)

NEWS LINER
 

雪解けで露呈した「イノチヲツナグ」杜撰処理の実態

 
 雪解けの敷地内に散乱する角がついたままのエゾシカの頭部、強烈な異臭を放つ血液と肉片が詰まったポリボックス、建物裏の雑木林の地面から突き出す白骨化した角──。異様な光景が道北・中川町(石垣寿聰町長)のエゾシカ解体加工場周辺に広がっていた。
 本誌が報じてきた同町の“エゾシカ疑惑”は、どうやら最悪の結末を迎えようとしているようだ。
 4月4日早朝、地元住民から記者に寄せられた情報は耳を疑うものだった。
「大変なことになっています。加工場の周辺にエゾシカの頭が散乱し、裏の雑木林では角が地面から突き出しています」
 電話口の声は裏返っていた。早速、札幌から車を飛ばし現地に到着すると、周辺には鼻をつく異臭が漂っていた。
 

建物裏の雑木林では地面から多くの角が突き出していた(同)

建物裏の雑木林では地面から多くの角が突き出していた(同)

乙部盗撮で道新が書かない男性記者の影

江差パワハラ
「父母の会」が遺族陳述に落涙

中標津町の酪農に見えてきた曙光

脳神経外科の急性期・在宅医療の進化を森山病院の安栄医師に訊く
脳神経繊維を傷めない手術を確立・訪問看護とのコラボで伸びる余命

乙部盗撮で道新が書かない男性記者の影

江差パワハラ
「父母の会」が遺族陳述に落涙

中標津町の酪農に見えてきた曙光

脳神経外科の急性期・在宅医療の進化を森山病院の安栄医師に訊く
脳神経繊維を傷めない手術を確立・訪問看護とのコラボで伸びる余命

目次へ

© 2018 Re Studio All rights reserved.