指定感染症故のジレンマ。コロナ対策最前線の葛藤
軽症者が自宅療養できるスキームを
市民や医療機関からの多くの問い合わせに対応している古澤医師(2月28日、札幌市保健所で)
札幌市保健所感染症総合対策課 古澤弥医師
感染拡大に伴い、陽性患者を受け入れる市立札幌病院は事実上パンク状態。一方、感染を判定するPCR検査は重症者の確定診断を優先させる方針から「希望しても受けられない」など市民の不満が日増しに募っている。それらを調整する現場の最前線にいるひとりが札幌市保健所感染症総合対策課の古澤弥医師だ。道内の社会と経済に著しくブレーキをかけた新型コロナウイルスの猛威に、限られた人員で対応している同保健所対策チームの現状を取材した。(3月5日最終取材)
陽性患者は全員入院措置で市立札幌病院はパンク状態
咳エチケットの励行を呼び掛ける札幌市保健所作成の広告
新型コロナ感染症の患者を受け入れている市立札幌病院
札幌市保健所(中央区大通西19 丁目)
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